「宅急便を出しに行くのめんどくせーな〜」
なんて思ったことありませんか。
コンビニや宅配業者の営業所にわざわざ荷物を出しに行くのって骨が折れますよね。
もちろん集荷依頼をすれば自宅まで来てくれますが、
それでも、指定した時間帯までに家に戻り、集荷に来るまでの間自宅で待っていなきゃいけないというわずらわしさがあります。
今回紹介するのは、自宅の宅配ボックスから荷物を発送する方法。
この方法なら、自宅にいようが外に出ていようが、勝手に集荷してくれるようになります。
しかも、宛名書き不要。
送り状すら準備する必要がありません。
では、最後までどうぞ。
はじめに
対応しているのはクロネコヤマトのみ
まず初めに断っておきますと、送り状不要で宅配ボックスを使って荷物を発送できるは、クロネコヤマトのみです。
残念ながらこの記事を執筆している時点では、ゆうパック・佐川急便では宅配ボックスから送り状なしで荷物を送る方法がありません。
ということで、以下では、クロネコヤマト宅急便を使って荷物を発送する手順について説明したいと思います。
具体的な手順
クロネコメンバーズ登録
まず、こちらからクロネコメンバーズに登録します。
宅配ボックスを使って荷物を発送するためには、このクロネコメンバーズに登録することが必須となっています。
クロネコメンバーズネットとは、クロネコヤマト公式の顧客情報管理サービスのことです。
ここに名前と住所を登録しておくことで様々なサービスを受けることができる、というものです。
もちろん会員登録費用や年会費は一切かかりません。
また、クロネコメンバーズネットに住所を登録しておくことによって、荷物を発送するだけではなく荷物を受け取る時の再配達の手続きなども簡単にできてしまう便利なサービスです。
この機会に登録しておきましょう。
宅配ボックスに荷物を入れ、BOX番号と暗証番号をメモ
クロネコメンバーズネットの登録が完了したら、実際に荷物を発送してみます。
発送した荷物を宅配ボックスに入れ暗証番号でロックします。
もちろん、送り状を段ボール箱に貼り付ける必要はありません。
段ボール箱をそのまま宅配ボックスに入れるだけです。
この時に荷物を入れた宅配ボックスの番号と暗証番号を控えておきましょう。
なお、宅配ボックスに入りきらないサイズの荷物はこの方法で発送できませんのであらかじめ宅配ボックスのサイズを楽しておくことも忘れないようにしましょう。
クロネコメンバーズから宅配ロッカー発送サービスの申込
次に、クロネコメンバーズネットから宅配ロッカー発送サービスの申し込み手続きを行います。
こちらから宅配ロッカー発送サービスの画面を開きます。
「いますぐ利用する」を押すと、宅配ボックスの番号と暗証番号を入力する画面が表示されます。
荷物の内容欄に必要事項を記入したら、先ほど控えておいた宅配ボックスの番号と暗証番号を入力しましょう。
宅配ロッカー発送サービスの申し込み手続きは以上です。
クロネコメンバーズネットから集荷依頼
引き続き、クロネコメンバーズネットから荷物の集荷依頼を行います。
こちらから集荷依頼の画面を開きます。
「国内に送る」を押すと、必要事項の入力画面に移ります。
上から順番に必要事項を入力していきますが、次の2つの点に注意してください。
- 送り状なしを選択する
- 備考欄に宅配ボックスを利用する旨を記す
送り状なしを選択し、発送先住所を入力
①送り状の有無のチェック画面では、「送り状のご用意がまだの方」にチェックを入れます。
②「送り状のご用意がまだの方」にチェックを入れたら、「お届け先」ボタンを押して、発送先住所を入力しましょう。
これで送り状を準備する必要がなくなります。
文字を書くのが苦手な人間にとって、わざわざ送り状を取り寄せて、手書きで必要事項を書き込むのはとても骨が折れますよね。
最近ではパソコンで入力した送り状をプリンターで出力するというサービスもあるみたいですが、印刷して段ボールに貼り付けるって作業自体も面倒くさいですよね。
備考欄に「別途宅配ロッカー発送サービス申込済み」と入力する
「集荷時のご要望」は空欄にせず、「別途宅配ロッカー発送サービス申し込み済み」と入力ましょう。
これによって、最初に申し込んでおいた宅配ロッカー発送サービスとの紐付けが行われ、
「宅配ボックスを使って集荷依頼したいんだな」
ということがクロネコヤマト側に伝わります。
発送後、郵便受けを確認
手続きは以上です。
あとはクロネコヤマトの配達員が、宅配ボックスに入れてある荷物を回収し、集荷の手続きを行ってくれます。
手続き完了後、ヤマトで発行してくれた送り状の控えがポストに投函してあるので、郵便受けを確認しましょう。
残念に思うこと
残念な点1 対象サービスが限られている
宅配ロッカー配送サービスは、自宅の宅配ボックスから手軽に送れる便利なサービスです。
その反面、対象となる配送サービスが限られているという欠点も。
よく使うところでいえば、クール宅急便などがサービス対象外です。
それから、国際宅急便なども対応していません。
また、よくヤフオクやメルカリで出品してる方はご存知と思いますが、A4の冊子サイズの荷物を格安で送れるネコポスや宅急便コンパクトも集荷に対応していません。
現在は宅急便のみをメインに使う方向けのサービス言えるでしょう。
残念な点2 一度に複数の宛先に別々に送る場合はちょっと面倒くさい
一度に複数の宛先に送る場合の手続きが少々複雑です。
別々の宛先に荷物を送る場合、まず宛先ごとに別々の宅配ボックスに荷物を入れます。
荷物を別々の宅配ボックスに入れたら、宅配ボックスの数だけ宅配ロッカー配送サービスと集荷依頼の手続きをしなくてはなりません。
ちなみに、複数の荷物を同じ宛先に送る時、1つの宅配ボックスに荷物が入りきらない場合はどうするかというと
複数の宛先に送る場合と同様に、荷物を別々の宅配ボックスに入れたら、宅配ボックスの数だけ宅配ロッカー配送サービスを申し込む必要があります。
そして、集荷依頼の「集荷時のご要望」欄には、それぞれの荷物がどの宅配ボックスに入っているいるかを明記します。
例えば、荷物Aを1番の宅配ボックスに、荷物便を2番の宅配ボックスに入れている場合は次のように入力します。
「別途、宅配ロッカー発送サービス申込済み。荷物A:1番、荷物B:2番」
なんか色々と面倒くさくないですか?
一度に宅配ボックスを2個以上使う場合は、対面で集荷してもらったほうが、手っ取り早そうですね。
残念な点3 ゆうパック・佐川急便ではこのようなサービスがない
クロネコヤマトがどうのこうのという話では無いですが、
宅配ボックスを使って送り状なしで荷物を送れるのは現在クロネコヤマトでしか対応していません。
残念なことに、ゆうパックや佐川急便ではこういったサービスがないのです。
今後は、他の配送サービス業者でもこういった便利な機能をどんどん拡大してもらいたいものです。
コメント
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