旅行先でご当地食材を安く楽しみたいなら、地元の人たちがよく集まる場所に行くのが良いと言われている
しかし、そのような飲食店の情報はネットで調べてもあまり出てこない
実際自分で行ってみたり、その土地に住んでる人に聞いたりとか、アナログな作業が必要なのだ
かれこれ札幌に住んで5年以上経つが、長年にわたる人柱作戦の結果、本当に良い居酒屋を厳選することに成功したので紹介することとする
これから紹介するのはどれも北海道の食材を高コスパで楽しめる店ばかりだ
それでいて、観光客が少なく、地元の人しか行かない夢のような(?)店たちなので乞うご期待

しーくんが何回もリピしている店ばかりだよ
①ホルモン一頭買い牛乃屋(肉が食べたい)

北海道の焼き肉といえばジンギスカン!
と思うかもしれないが、意外にホルモンを売りにしている焼肉屋が多い
どうやら塩ホルモンの発祥は、ここ北海道は旭川だそうだ

どおりでホルモン専門の焼肉の店が多いわけだね
そして、札幌に数あるホルモン専門店で、もっともオススメするのは、ホルモン一頭買い牛乃屋だ
安くて美味しいホルモンが食べられる牛乃屋は、常に予約必須の激混み店だ
ここのオススメは、もちろん看板メニューの道産塩ホルモン
一皿あたり値段は何と190円
その他にも、道産豚レバーやマル軟骨、生ハツが190円と価格破壊もいいとこだ
もちろん、値段の安さだけではなく、味も確かで、長年通ってもまったく飽きを感じさせない
精肉卸直営だけあって、牛乃屋のホルモンは新鮮である
その日の仕入れ状況によって欠品することがよくあるが、
本当に新鮮で良いものしか提供しないという店側のこだわりの表れだ
そして、カルビや鶏モモ、ジンギスカンなど、ホルモン以外メニューも安くて充実している

ホルモンが苦手でも安心して通えるね
ただでさえ激安な牛乃屋だが、さらに、毎日21時以降は、ホルモン全品半額という、えげつないキャンペーンを実施している
つまり、塩ホルモンが一皿95円、1番高いメニューでも一皿195円で注文できてしまうのだ
さらに、LINEクーポンでも、不定期にえげつないキャンペーンを実施しているので、札幌を訪れる前に登録しておくのが良いだろう
どれを頼んでも安くて美味い牛乃屋だが、さらに驚くことに、アルコールも激安だ
飲み放題は、サントリープレミアムモルツ付きで、90分なんと750円

通常価格は980円なので、ホットペッパーのクーポン提示を忘れないでね
これだけでもかなりありえないことだが、さらに、毎日16時までに入店すると90分飲み放題がなんと580円になる
90分飲み放題580円と聞くと、目が潰れるほどの粗悪な酒がでてくると思いきや、全くそんなことはない
ビールは、正真正銘のプレミアムモルツ
しいてケチをつけるとすれば、超混雑時に泡が消えかかった状態で出てくるくらい
がっつり食べたい気分の時は21時以降に入店すれば、ホルモンをたらふく食べられる
たくさん飲みたい気分の日は、17時までにホルモンをアテに昼から酒盛りなんてのも良いだろう

夜は激混みだけど、わりと空いている昼時とディナータイムの間を狙って行くのがオススメだね
その日の気分によって、食事メインでも飲みメインでも使えるオールマイティーな焼肉店は他にない
②ルンゴカーニバル(魚が食べたい)
②−1ルンゴカーニバル本店
北海道の海の幸を楽しみたいときには、ルンゴカーニバルがオススメだ
ここのオススメの料理は、看板メニューの原始焼き
店内にある炉端でじっくりと炭火で焼いてくれる本格的な一品だ
遠赤外線効果で、外はパリパリだが、中は油と水分がしっかりと閉じこもってジューシーな味わいとなっている
難点は、注文してから焼き始めるため、30分以上(?)がかかることだ

オーダー飛んでる?ってくらい時間がかかるよな
最初のドリンクオーダーの時に一緒に注文するくらいの勢いが必要だ

店に入ったらすぐに食べたい魚を決めてしまうのがいいね
オススメの原始焼きは、羅臼産の特大サイズのホッケだ
近所のスーパーでは見たことのないバカでかいサイズがたったの1,050円しかしない

サイズは、ぶーちゃんの顔の2倍もあったね
原始焼きを2つ以上注文するときは、迷わず原始焼きの盛り合わせ1,350円を注文するしかない
原始焼きの盛り合わせは、その日のオススメ鮮魚を3〜4個チョイスしてくれる
原始焼きを単品で2個以上頼むと1,350円以上するので、原始焼きの盛り合わせはとてもおトクだ

このときは、ホッケとサーモンハラスが入っていたね

お店の出血大サービスに感謝!
そして、もう一つの看板メニューである、1個100円の厚岸産牡蠣もオススメだ

わざわざ道東の厚岸に行かなくても、新鮮な生牡蠣が現地よりも安い値段で食べられるよ
単品飲み放題は1,380円〜と割高なので、
色んな料理を楽しみながら酒をたらふく飲みたいときは、迷わず飲み放題付きのコース料理を注文するのがベター
3,500円のコースでも十分だが、少し物足りなかったら、100円牡蠣を追加で何個か注文しても良いだろう
②−2 ルンゴカーニバルハウスダイニング
ルンゴカーニバルは、原始焼き酒場以外にも、異なるテイストの系列店を札幌市内に複数展開している

他にも、タイ料理・イタリア料理・野菜料理などがあるね
その中でもオススメなのが、ルンゴカーニバルハウスダイニングだ
すすきのの雑居ビルの一角でひっそりと営業している、知る人ぞ知るイタリアンの名店だ
店内は、雑居ビルの中にあるとは思えない内装で隠れ家的な雰囲気が漂っている

デートやお祝いごとによく使っているよ
ハウスダイニングのイチオシ料理は、チーズたっぷりのイタリア産ホールチーズのクリームパスタ
アツアツに茹で上がったパスタを巨大なホールチーズの中に投入し、目の前で調理をしてくれる
パスタの熱でチーズが溶けていくにつれて、チーズの濃厚な香りがただよい、食欲をそそる一品だ
お酒がたくさん飲みたかったら、やはり高コスパのコース料理を注文するのがベター
一度で肉料理も魚料理も楽しめる3,500円の120分飲み放題付きコースがオススメだ
この値段でホールチーズパスタや鮮魚のカルパッチョもなどもついてくるので、頼まない手はない

ホットペッパーから予約すると二人で実質6,500円になるよ
飲み放題はもちろんビール付きだが、なんと銘柄は北海道限定のサッポロクラシック
しかも、この店は、品質管理やビールの注ぎ方などの基準をクリアしたパーフェクトクラシック提供店として認定されている
そんな、パーフェクトクラシックの飲み放題が楽しめるのは、ここルンゴカーニバルハウスダイニングだけだ

普通のクラシックとは泡のきめ細かさが段違いだよー

飲む前に写真撮って笑
もちろん、ルンゴカーニバルの系列店なので、100円牡蠣も楽しめる

いつもコース料理の〆に追加注文してるよ
北海道の海の幸を堪能するにはもってこいのお店だ
③エゾバルバンバン(肉も魚も野菜も食べたい)
肉でも魚でも野菜でも何でもいいから、とにかく北海道産のものが食べたいというときは、イタリアン大衆酒場のエゾバルバンバンがオススメだ
道産ホタテのアヒージョやエゾ鹿肉のローストなど、北海道産の食材をカジュアルに楽しむことができる
オススメは定期的に変わる季節限定メニューだ
春のホタテ、秋のサーモンなど、季節ごとの旬の道産食材をふんだんに使用している

今年の初夏は、道産ホタテと野菜のアンチョビソテー(690円)が美味しかったわ
その他にも、1枚500円のワンコイン恋するマルゲリータもオススメ
注文してから、オープンキッチンの奥にある石窯でじっくりと焼き上げてくれる
外はカリッ中はモチモチで、500円とは思えない本格的な一品だ
この店はどの料理も高コスパで地雷メニューもほとんどないため、アラカルトで注文するのがオススメだ
料理だけではなく、メニュー表や店舗の内装などにデザインにもこだわりが見られる

マスコットキャラクターのバンバンくん(?)がお店のいたるところに登場するよ
お酒をたらふく飲みたいときは、飲み放題980円がオススメだ
ここの飲み放題のすごいところは、たった980円で最長4時間飲み放題できるというところだ
つまり、土日祝日は15時の開店と同時にお店に入れば、19時まで最大4時間飲み放題できるということになる

ホットペッパークーポンの提示を忘れないようにね
もちろんビールも飲み放題メニューに含まれている
バンバンくんのかわいいロゴマークがあしらっているジョッキからはわからないが、中身はサッポロクラシック

隠れクラシックだね
お通しのポップコーンは、3つ味から選べて食べ放題
料理をたらふく食べた後も、酒のあてに困ることはない
札幌旅行で何を食べようか迷ったら、とくかくエゾバルバンバンに来れば問題はない
まとめ
今回紹介した3つの店の共通点は、どれも札幌市を中心に展開しているローカルチェーンということだ
ご当地食材を高コスパで楽しみたいのであれば、結局、ローカルチェーンが最強という気がする
あまりにも小規模な個人経営の飲食店だと、スケールメリットが働かないためどうしても割高になってしまったり、サービスの品質が不安定になりがちだし
全国チェーンだとサービスが画一的になりすぎて、ご当地気分が全く感じられない
サッポロクラシックが安く飲めるのも、札幌のローカルチェーンならではのことだ
札幌旅行の予定が決まったら、夜はぜひ地元のローカルチェーンで高コスパな北海道の食材を堪能してほしい
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